9月9日(土) 東洋大学(文京区)にて
- 日本人の約7割が、天の川を見ることができない-明るすぎる照明環境による弊害「光害」に注目が集まっています。昨年6月に発表された研究論文によれば、日本人の約7割が、普段住む町から天の川を見ることができません(参照)。一方で、都市部から離れた地域では、その暗い自然環境を活かし、美しい星空を観光資源としてアピールする動きも広がっています。
この度IDA東京は、光害に関する研究成果や、星空環境・暗い自然環境を活用する取組みなどについて、発表および議論を行う研究会を開催いたします。光害対策の新たな取組みを始めた環境省水・大気環境局の動き、日本初の星空保護区認定を目指す八重山諸島の取組み、照明分野での最新動向など、多様な講演となっています。 - 講演題目・講演者(発表順、変更の可能性あり)
「IDA東京の活動報告」「星空保護区認定制度について」越智信彰(東洋大学経営学部准教授)
「デジカメ星空診断の展開について」小野間史樹(星空公団)
「屋外照明設備における光害対策について」山田哲司(日本照明委員会第5部会国内委員会幹事、岩崎電気(株))
「あなたも照明探偵団」面出薫(照明デザイナー、(株)ライティングプランナーズアソシエーツ代表、照明探偵団団長)
「八重山諸島での星空保護区に向けた取組み」宮沢みゆき(ツアーガイド、Coral-foundation 西表島inc.)
「環境省水・大気環境局における光害対策関連活動について」吉川圭子(環境省 水・大気環境局大気生活環境室室長)
「The Zoological Lighting Institute の活動について」一色桂(The Zoological Lighting Institute) - 参加無料、要事前登録。詳細は研究会サイト参照 http://www.darksky.jp/ida2017/