国際ダークスカイ協会は、ユタ州南部のレインボーブリッジ国定公園(Rainbow Bridge National Monument) を、ダークスカイ・サンクチュアリに認定しました。世界で4番目、米国内で2番目の認定です。
同国定公園は、パウエル湖をボートで渡るか、あるいはナバホ山方面からの登山によってのみ辿り着くことができます。公園内での天頂方向の夜空の暗さは、全く人工光のない自然のままの暗さと比較して、明るさの増加量がわずか5%未満と推定されています。
詳細は、IDAによるプレスリリース(2018.4.16) をご覧ください。
Rainbow Bridge National Monument Designated World’s 4th International Dark Sky Sanctuary
紹介ページ: Rainbow Bridge National Monument (U.S.)
【星空保護区認定制度について】
国際ダークスカイ協会が2001年に始めた「ダークスカイプレイス・プログラム」(和名:星空保護区認定制度)は、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度です。認定には、屋外照明に関する厳格な基準や、地域における光害に関する教育啓発活動などが求められます。「ダークスカイ・パーク」「ダークスカイ・コミュニティ」など5つのカテゴリーがあり、全てのカテゴリーの認定地を総称して、国内では「星空保護区」と表記しています。
星空保護区認定制度ウェブサイト http://www.darksky.jp/hogoku