【1】
国際ダークスカイ協会は、ユタ州のウィーバー・ノース・フォーク・パーク(Weber County North Fork Park) を世界で21番目のダークスカイ・パークに認定しました。ランクはBronze Tier になります。
ユタ州の大都市からそう遠くないロケーションですが、ウィーバー郡公園、IDAオグデン支部、ウィーバー州立大学、オグデン天文協会などの長年の協力により夜空の暗さが保たれ、認定に至りました。
詳細は、IDAによるプレスリリース(2015.4.13) をご覧ください。
http://www.darksky.org/assets/Night_Sky_Conservation/Parks/North_Fork/NorthForkPark_press_release_FINAL.pdf
位置(Google Map): ウィーバー・ノース・フォーク・パーク
【2】
国際ダークスカイ協会は、ユタ州のキャピトル・リーフ国立公園(Capitol Reef National Park) を世界で22番目のダークスカイ・パークに認定しました。ランクは最高のGold Tier となります。
大都市から離れ、晴天率も高く空気も澄んでおり、素晴らしい夜空が楽しめます。同公園は15年間にわたり、暗い夜空の大切さを啓発する大人向け・子供向けの活動を続けてきました。
詳細は、IDAによるプレスリリース(2015.4.16) をご覧ください。
http://www.darksky.org/assets/Night_Sky_Conservation/Parks/Capitol_Reef/CapitolReef_press_release.pdf
位置(Google Map): キャピトルリーフ国立公園
【3】
国際ダークスカイ協会は、アリゾナ州北部のカイバブパイユート・インディアン居留地(Kaibab Paiute Indian Reservation) を世界で10番目のダークスカイ・コミュニティに認定しました。世界初の”ダークスカイ・ネイション(国家)” と言えるでしょう。
約250人から成るカイバブパイユート族は、アリゾナ州とユタ州の国境付近に住み、部族全体で夜空を守る考えを持ち、屋外照明の改良も行っています。旅行者も巻き込んで “Winsor Castle by Night” “Dark Wings at Pipe Spring” といったさまざまな啓発イベントを開催しています。周囲の他の部族も、ダークスカイコミュニティを目指して動き出しています。
詳細は、IDAによるプレスリリース(2015.4.22) をご覧ください。
http://www.darksky.org/assets/Night_Sky_Conservation/Communities/Kaibab_Paiute/KaibabPaiute_press_release.pdf
位置(Google Map): Kaibab Paiute Tribal Office
【ダークスカイプレイス・プログラムについて】
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイ・コミュニティが10ヶ所、ダークスカイ・リザーブが9ヶ所、ダークスカイ・パークが22ヶ所です。
ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
日本語 http://www.darksky.jp/?page_id=414#IDSP
英語 http://darksky.org/night-sky-conservation/dark-sky-places