3月24日に大宮で行われた光害シンポジウム「夜空の明るさを考える」の集録が公開されています。シンポジウム当日は80名の参加、15件の発表と交流会があり、アメリカやヨーロッパで開かれているシンポジウムにも負けない熱気に包まれていました。
光害シンポジウム「夜空の明るさを考える」
http://sympo2013.darksky.jp/
旧・国際ダークスカイ協会 東京支部 (IDA東京)
3月24日に大宮で行われた光害シンポジウム「夜空の明るさを考える」の集録が公開されています。シンポジウム当日は80名の参加、15件の発表と交流会があり、アメリカやヨーロッパで開かれているシンポジウムにも負けない熱気に包まれていました。
光害シンポジウム「夜空の明るさを考える」
http://sympo2013.darksky.jp/
夜空が人工光で明るく照らされる「光害」のため、自然のままの満天の星空の下で暮らす人は、地球上の3分の1以下に過ぎません。光害を削減することは、誰にとってもメリットがあります。照明を、必要な場所だけに、必要な量の明るさで使用することで、電気代とエネルギーを削減し、温室効果ガスを削減し、環境と野生生物を守り、私たちの健康な生活も守ることができます。
世界天文月間の一環として実施される「国際ダークスカイ週間 (International Dark-Sky Week)」(4月5~11日)では、光害の問題を啓発し、その解決策を広めるための様々な方法を提供します。星空観望会、GLOBE at Night、フォトコンテストなど、詳細は下記のサイトをご覧ください。
IDAによる詳細のサイト
http://www.darksky.org/resources/109-international-dark-sky-week
IDAによるプレスリリース(2013.4.4)
http://www.darksky.org/assets/documents/PR/2013/2013IDSWeek_release_Final.pdf
世界天文月間のサイト
http://www.astronomerswithoutborders.org/global-astronomy-month-2013.html
世界天文月間の日本語による案内(世界一斉天文イベントWG)
https://sites.google.com/site/sekaiisseitenmoneventwg/home
町田・相模原で行われた消灯キャンペーンの記事に引き続いて、光害問題とIDA東京の設立について紹介していただきました。
朝日新聞(東京版)3月17日付
http://www.asahi.com/area/tokyo/articles/MTW20130319130830001.html
※記事中、国際ダークスカイ協会の「日本支部」とあるのは「東京支部」の誤りです。
AMラジオ・文化放送の、環境がテーマの番組「いとうせいこうGREEN FESTA」2013年3月4日放送分において、国際ダークスカイ協会東京支部の発足とその活動内容について、紹介していただきました。
いとうせいこう氏からは、「以前、知人の宮司が言った『なんでこんなに世の中を明るくするんだ。夜に恥をかかすな。』という言葉が忘れられない。」「IDAのミッションには大賛成、素晴らしい考え方だと思う。」「昔は道に闇があったのに、今は全て街灯がついている。ここまで明るくしなくてもいいのでは。東京に夜を取り戻してもらいたい。」 などのコメントをいただきました。
国際ダークスカイ協会は、光害をテーマとしたプラネタリウムショー「Losing the Dark」をリリースしました。Full Dome版とFlat Screen版があり、どなたでも無料でダウンロード・上映が可能です。上映時間は6分半で、通常のプラネタリウムプログラムの前後や、教室・科学館等での活用が想定されています。
ダウンロードの際には、サイトの注意書きをよく読み、遵守願います。IDA東京にて日本語での問合せも受け付けます。また、現在は英語版のみですが、日本語版も製作中です。
IDAによるプレスリリース(2013.2.27)
http://www.darksky.org/index.php?option=com_content&view=article&id=252
ダウンロード(Full Dome版)
http://www.lochnessproductions.com/shows/ida/ltd_downloads.html
ダウンロード(Flat Screen版)
http://www.lochnessproductions.com/shows/ida/ltd_flatscreen.html
[youtube]dd82jaztFIo[/youtube]
国際ダークスカイ協会は、カリフォルニア州のデスバレー国立公園(Death Valley National Park) を、世界で11番目のダークスカイ公園(International Dark Sky Park) に認定しました。その夜空の暗さから、ランクは最高級のGold Tierとなります。
詳細はIDAによるプレスリリース(2013.2.20) をご覧ください。
http://darksky.org/night-sky-conservation/287
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイコミュニティが4ヶ所、ダークスカイ保護区が5ヶ所、ダークスカイ公園が11ヶ所です。
ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
http://darksky.org/night-sky-conservation/dark-sky-places