日本初の星空保護区認定を記念して石垣島で開催されるイベント「アースナイトデー2018」を、IDA東京として後援いたします。
また、IDA東京代表の越智が、記念講演を行います。
アースナイトデー2018ウェブサイト
https://earthnightday.amebaownd.com/
日本初の星空保護区認定を記念して石垣島で開催されるイベント「アースナイトデー2018」を、IDA東京として後援いたします。
また、IDA東京代表の越智が、記念講演を行います。
アースナイトデー2018ウェブサイト
https://earthnightday.amebaownd.com/
フジテレビ「林修のニッポンドリル」2018年8月8日放送「人生で一度は行きたい楽園、星のや竹富島で過ごす極上の1日」の中で、竹富島全域を含む西表石垣国立公園が星空保護区に認定されたことが紹介されました。満天の星空のほか、『星のや竹富島』が夜空に光を漏らさないために客室・敷地内の照明を最小限に抑えていることなどが紹介されました。
番組サイト
林修のニッポンドリル
TBS「世界ふしぎ発見!」2018年8月4日放送「同時に旅して新発見!ノスタルジック台湾&沖縄 八重山諸島」の中で、『日本初の星空保護区 世界が認めた星空』として西表石垣国立公園の星空が紹介されました。満天の星空のほか、照明の光を夜空に漏らさない工夫をしているホテル、星空ツアーの様子などが紹介されました。
JALカード会員誌『アゴラ』2018年7月号にて、特集「夜空を見上げよう」として西表石垣国立公園、星空保護区認定制度、国際ダークスカイ協会などについて掲載されました。
RBC琉球放送の番組「ザ・ニュース」2018年6月26日放送分にて、『特集・八重山星空保護区への道のり』とのタイトルで、八重山諸島での星空保護区にまつわる取り組みが放送されました。
番組サイト
特集・八重山星空保護区への道のり
西表石垣国立公園が、2018年3月30日付で日本初の「星空保護区」に認定された件は、地元を中心に多くのメディアで取り上げられました。
【4月2日】
八重山毎日新聞: 【速報】星空保護区に国内初認定 ダークスカイ・パーク
琉球朝日放送: 国内初!西表石垣国立公園が「星空保護区」に
【4月3日】
沖縄タイムス: 国内初の星空保護区、沖縄に誕生 「ダークスカイ・パーク」西表石垣国立公園を暫定認定
八重山日報: 国内初の星空保護区誕生 西表石垣国立公園が認定 観光プラン創出など期待
八重山毎日新聞: 星空保護区に国内初認定 石垣島北部と竹富町の西表石垣国立公園内
八重山毎日新聞: 記者席
琉球新報: こんな星空見たことない!石垣・竹富が国内初の星空保護区に
琉球朝日放送: 「星空保護区」暫定だけど国内初認定!
NHK沖縄: 「星空保護区」に国内初認定
毎日新聞: 国際ダークスカイ協会 石垣市と竹富町が「星空保護区」 国内で初認定 /沖縄
【4月4日】
八重山毎日新聞: 星空保護区認定を報告
八重山毎日新聞: 記者席
琉球放送: 八重山・国内初の星空保護区誕生
朝日新聞: 国内初の「星空保護区」に認定 西表石垣国立公園
【4月5日】
アストロアーツ: 西表石垣国立公園、日本初の「星空保護区」に認定
このほか、ヤフートピックス、ツイッターのモーメントなどにも登場しました。TBSラジオ番組でも紹介されました。
プレスリリースのツイートは、3日間で1700以上のRT、3200以上のLike、38万以上のインプレッション、1.6万以上のエンゲージメントを獲得しました。
Photo by Coral-foundation Iriomote inc.
IDA本部による英文リリース(2018.4.1)
First International Dark Sky Place Established In Japan
※以下、日本語訳(一部、IDA東京が補足を追加)
西表石垣国立公園(沖縄県)が、ダークスカイ・パーク(星空保護区のカテゴリーの一つ)に認定されました。国際ダークスカイ協会(IDA)による「星空保護区認定制度」の認定を受けた日本初の地域であり、アジア全体でも2番目の認定です。
スコット・フィーラベンド氏(国際ダークスカイ協会エグゼクティブ・ディレクター)「日本初となる星空保護区を本日発表できることを、大変うれしく思います。暗い夜空の価値に対する日本の方々の意識が高まっているという重要なサインであり、同じような保護区がアジアでさらに広がっていくことを期待しています。」
日本の南端、八重山諸島に位置する西表石垣国立公園は、約406.53平方キロメートルの陸域面積をもちます。台湾からは東に約270キロメートルの距離で、亜熱帯特有の自然景観が広がっています。サンゴ礁に囲まれた島々には、数多くの希少な動植物が生息しており、その中には自然のままの暗闇を必要としているヤエヤマヒメボタル(八重山の固有種)も含まれます。
越智信彰氏(国際ダークスカイ協会東京支部代表、東洋大学准教授)「日本は世界の中でも特に夜が明るい国の一つです。今回の認定によって、日本の多くの人々が明るすぎることの問題点に気づき、また自然の夜空の美しさ・自然の暗闇の大切さを再認識するきっかけになってほしいと思います。」
IDAは、同国立公園の特殊な状況から、現時点では“暫定” 認定としました。石垣市と竹富町の2つの自治体から成る八重山諸島では、約5.4万人の人々が生活を営んでおり、そのうち9割が、八重山地域の商業・輸送の中核を担っている石垣市の住民です。国立公園内は非常に暗い夜空が保たれていますが、居住地域からの人工光は大きな課題です。
星空保護区の審査過程において、自治体は、自治体管理の全ての屋外照明について、光害を抑えるための「屋外照明管理計画」に準拠させることを約束しました。改修が必要な屋外照明は多数ですが、暫定認定の取得により、予算の確保や改修作業がスムーズに進むことが期待されます。
屋外照明の改修は、観光業に大きく依存している島々の夜間環境の改善に貢献することでしょう。地元では、国立公園内での星空観賞をツアーに組み込んだアストロ・ツーリズムが盛んになりつつあります。この好機を逃さず、自治体・市民団体・住民有志らが手を組んで、暗い夜空の重要性や、誘客に繋がることを理解してもらうための取り組みが続けられてきました。
その取り組みにより、屋外照明が国立公園の夜間環境に及ぼす影響について、住民の意識が高まりました。自治体は照明改修計画を整備し、2023年度までに国立公園内の全ての屋外照明を、光害対策型に改修することを決定しました。
上野貴弘氏(石垣市、星空ツーリズム株式会社 代表取締役)「八重山諸島の星空が国際的に認められたことは大変光栄です。日本初の星空保護区として、人の暮らしと星空や夜の生態系が共存する街づくりをリードし、暗い夜空の価値を国内外に発信できればと思います。」
紹介ページ: Iriomote-Ishigaki National Park (Japan)
Photo by ©Hoshizora Tourism Ltd.
申請時の記事・それまでの経緯は こちら
本プレスリリース前の速報は こちら
公式な認定日は、3月30日です。
(2018.4.16補足) アジア初の星空保護区は、英陽ホタルエコパーク(韓国、ダークスカイ・パーク、2015年10月認定)です。2017年9月にラモン・クレーター(イスラエル)がダークスカイ・パークに認定されており、これをアジアに含めれば、西表石垣国立公園はアジアで3番目となります。しかし、IDA本部はリリース文にてラモン・クレーターを「中東初」、西表石垣国立公園を「アジアで2番目」と発表しており、IDA東京もそれに従って記載しています。
【星空保護区認定制度について】
国際ダークスカイ協会が2001年に始めた「ダークスカイプレイス・プログラム」(和名:星空保護区認定制度)は、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度です。認定には、屋外照明に関する厳格な基準や、地域における光害に関する教育啓発活動などが求められます。「ダークスカイ・パーク」「ダークスカイ・コミュニティ」など5つのカテゴリーがあり、全てのカテゴリーの認定地を総称して、国内では「星空保護区」と表記しています。
星空保護区認定制度ウェブサイト http://www.darksky.jp/hogoku
星空保護区認定制度に関する問い合わせ先は こちら
【国際ダークスカイ協会について】
国際ダークスカイ協会(IDA)は、光害問題に対する取り組みで先導的な役割を担う組織として、世界中で広く認知されています。1988年に設立され、米国アリゾナ州ツーソンにある本部と、世界18ヵ国の64支部(2018.3現在)を有するNPO団体です。
国際ダークスカイ協会ウェブサイト http://www.darksky.org/