国際ダークスカイ協会は、テキサス州のウィンバリー・バレー(Wimberley Valley) をダークスカイ・コミュニティに認定しました。同州内で3番目のダークスカイ・コミュニティになります。
ウィンバリー市・ウッドクリーク市と周辺地域からなる同エリアは、人口およそ14,000人、観光が盛んな地域です。近隣のドリッピング・スプリングスが2014年にダークスカイ・コミュニティとなったことをきっかけに、ボランティアグループが同エリアでの申請準備を開始しました。両市での屋外照明改修の働きかけや市民への盛んな啓発活動を経て、今回の認定に至りました。
詳細は、IDAによるリリース(2018.6.11) をご覧ください。
Wimberley Valley Cities Become Third International Dark Sky Community in Texas
紹介ページ: Wimberley Valley, Texas (U.S.)
【星空保護区認定制度について】
国際ダークスカイ協会が2001年に始めた「ダークスカイプレイス・プログラム」(和名:星空保護区認定制度)は、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度です。認定には、屋外照明に関する厳格な基準や、地域における光害に関する教育啓発活動などが求められます。「ダークスカイ・パーク」「ダークスカイ・コミュニティ」など6つのカテゴリーがあり、全てのカテゴリーの認定地を総称して、国内では「星空保護区」と表記しています。
星空保護区認定制度ウェブサイト http://www.darksky.jp/hogoku